CONCEPT

「lorem ipsum」の典型的なテキストのほかにも、原典からの距離の様々なバリエーションが存在する。他のバージョンでは、ラテン語にはあまり登場しないか存在しない「k」「w」「z」などの文字を挿入したり、これらの文字の含まれる無意味な語、たとえば「Z.zril」「takimata」「gubergren」などを挿入したりして、英語の文字の出現頻度により近付けるというものもある。
また「lorem ipsum」以外では、キケロが元老院でカティリナを弾劾した『In Catilinam』(カティリナ弾劾演説)の有名な出だしが使われることもある。
Quo usque tandem abutere, Catilina, patientia nostra? Quam diu etiam furor iste tuus nos eludet? . . .
編集・デザイン用ソフトウェアの中には、伝統的な「lorem」テキストをデフォルトで用意しているほかに、「lorem」テキストをランダムに自動生成する機能のあるものもある。こうして作られたテキストは、「lorem」テキストに似た寄せ集めラテン語を自動生成したり、ラテン語に似ない意味不明の文章を作るものもある。
日本語の場合はランダムに生成された文章以外に、著作権が切れた小説などが利用されることもある